そうこうしているうちに、二人は誰もいない校舎の屋上へとやってきた。
ここからなら学園の様子が一望できる。
成程、恋人同士にはうってつけのスポットだ。
龍太郎にしては気のきいた場所を選択するじゃないと、うんうん頷く美葉。
「楽しかったわぁ、文化祭案内してくれてありがとね、龍太郎」
「何言ってんだ、雛菊が連れてけってせがんだんだろが」
「そんな事言ってるけど、龍太郎は優しいから連れてってくれるのよね~?」
(むむむ…)
なんかイチャイチャいい雰囲気。
隠れて見ている美葉としては、いたたまれない。
ここからなら学園の様子が一望できる。
成程、恋人同士にはうってつけのスポットだ。
龍太郎にしては気のきいた場所を選択するじゃないと、うんうん頷く美葉。
「楽しかったわぁ、文化祭案内してくれてありがとね、龍太郎」
「何言ってんだ、雛菊が連れてけってせがんだんだろが」
「そんな事言ってるけど、龍太郎は優しいから連れてってくれるのよね~?」
(むむむ…)
なんかイチャイチャいい雰囲気。
隠れて見ている美葉としては、いたたまれない。


