龍太郎と雛菊は、どんどん人通りの少ない方向へ。
繋いだ手は、いまだに握り締めたまま。
どちらかと言えば、一方的に雛菊の方が引っ張っている感じだ。
(雛菊さんの方が主導権を握ってるのかしら…姉さん女房っぽいし…龍太郎尻に敷かれてるのかしら?ぷぷぷ、ダサッ)
多分に個人的感想が入ったメモを綴る。
そんな事をしている間も、二人の会話は続く。
「いい学校ねぇ、天神学園って。私もここに入学すればよかったなぁ」
「止せよ、お前と一緒の学校なんて恥ずかしいだろ?」
「あら、私がそばにいるとドキドキしちゃう?」
「アホか」
「ふふふっ、そんなに照れなくてもいいのにぃ」
スペシャルバカだが凶暴な龍太郎をここまで容易くあしらうとは。
(雛菊さんっ、なかなかの使い手と見たっ!)
一人興奮する美葉。
繋いだ手は、いまだに握り締めたまま。
どちらかと言えば、一方的に雛菊の方が引っ張っている感じだ。
(雛菊さんの方が主導権を握ってるのかしら…姉さん女房っぽいし…龍太郎尻に敷かれてるのかしら?ぷぷぷ、ダサッ)
多分に個人的感想が入ったメモを綴る。
そんな事をしている間も、二人の会話は続く。
「いい学校ねぇ、天神学園って。私もここに入学すればよかったなぁ」
「止せよ、お前と一緒の学校なんて恥ずかしいだろ?」
「あら、私がそばにいるとドキドキしちゃう?」
「アホか」
「ふふふっ、そんなに照れなくてもいいのにぃ」
スペシャルバカだが凶暴な龍太郎をここまで容易くあしらうとは。
(雛菊さんっ、なかなかの使い手と見たっ!)
一人興奮する美葉。


