鼓姫のそんな姿を苦笑いしながら見ていたアリスカは。
「わっ」
女子生徒とぶつかってしまう。
「あ…美葉ちゃんおはよう。また迷子?」
「う~…アリスカ先輩…」
口を尖らせて困っているのは、1年の黒部 美葉(くろべ みよう)。
そして。
「美葉、さっさと歩かんか。我が教室まで連れて帰ってやるわ」
その美葉の背後を歩いているのは2年にして風紀委員長の袁 窮奇(えん きゅうき)。
「窮奇もおはよう。今日も精が出るじゃない」
アリスカが微笑むと。
「当たり前だ。文化祭期間中の風紀は、龍娘先生に代わって我が…病床の龍娘先生に代わって…寝乱れて呼吸を乱す龍娘先生に代わって…はぁっ、はぁっ…」
窮奇はどんな妄想をしているのか、息を荒げて頬を赤らめた。
「わっ」
女子生徒とぶつかってしまう。
「あ…美葉ちゃんおはよう。また迷子?」
「う~…アリスカ先輩…」
口を尖らせて困っているのは、1年の黒部 美葉(くろべ みよう)。
そして。
「美葉、さっさと歩かんか。我が教室まで連れて帰ってやるわ」
その美葉の背後を歩いているのは2年にして風紀委員長の袁 窮奇(えん きゅうき)。
「窮奇もおはよう。今日も精が出るじゃない」
アリスカが微笑むと。
「当たり前だ。文化祭期間中の風紀は、龍娘先生に代わって我が…病床の龍娘先生に代わって…寝乱れて呼吸を乱す龍娘先生に代わって…はぁっ、はぁっ…」
窮奇はどんな妄想をしているのか、息を荒げて頬を赤らめた。


