きっと華夜は、このコに出会ってから こんなんになってもーたんや。 ウチが求めたのはこんな華夜なんかやない。 暖かい太陽のような 華陽という名前のような華夜なんか ウチは知らん。 ウチが知っとる華夜は 闇ばかり見て、その瞳に輝きを持たず 笑顔を知らない。 そんな哀れで可哀そうな 昔のウチと同じ華夜しか、ウチは知らん。 こんな華夜、消えてしまえばいい。