校舎裏。 誰もいなくて凄く静かな場所・・・。 「祐菜。今日もお疲れだな」 "祐菜" 誰もいない所で華夜はそう呼ぶ。 だってコイツは 唯一あたしの素を知る人だから。 「ホントに、疲れちゃう」 やれやれ、と肩をすくめる。