ふわりと誰かに抱きかかえられた。 「姫を預かるよ、華夜。 命懸けで助けに来る事だね」 ゾク――――――― 背筋を凍らす様な 冷たい声・・・ 誰なの? あたし誘拐されるの? どうして華夜を知っているの・・・? そこであたしの意識は途絶えた。