「何か不満がある者は前へ。 海原華夜を 私の側近として認める者は拍手を」 静かにそう言うと どこからともなく拍手が聞こえ始めた。 前へ出る者は、誰もいない。 ・・・決まりだ。 「それでは皆様。 御機嫌よう」 あたしの一言で、一斉に解散する。 みんなそれぞれの部屋に一直線だ。 眠いもんね、ゴメンね呼びだしちゃって。