「姫、私共も参りましょうか」 「そうですわね」 華夜に向かって頷くと 大広間へのルートが開かれた。 大広間に繋がるそのルートは 姫と、その側近のみが許される。 ・・・それすなわち 華夜があたしと通る事に 周りは尋常じゃないくらい ざわつきを見せるのだ。