希望という名のきみへ



程なくして、わたしはとてつもなく激しい吐き気に襲われた。


おなじ体内に別の命を宿す拒絶反応。

ミテラで得た知識によれば、それはつわりというものだった。

空腹は覚えるものの、食べ物を胃に取り込めば、たちまち激しい吐き気に襲われた。

永遠が、果実を絞った汁をわたしに飲ませてくれたが、それさえ胃に留めておくことはできなかった。


そして、わたしは次第に衰弱していった。