命〜失って気付くモノ〜

気づけばいつの間にか日が暮れ、部屋は真っ暗になっていた。


そして、私の心臓の鼓動が聞こえるんじゃないか!?ってくらい部屋は静まり返り、しばらく沈黙が続いた。



ドキドキ…


ドキドキ…


この間は何!?


相澤くんも緊張してるだろうなぁ…

そう思い暗がりの中相澤くんの顔を見た。


その瞬間!!



チュッ!!



相澤くんは少し笑いながら
「恥ずかしい…」


そう呟いた。



照れ笑い…
可愛い!!




ってか途中までってそんだけ!?


子供じゃないんだから…



『終わり?』


彼女に申し訳ないと思いながらも続きを求めてしまう私…