「あいつが
居なくなれば
女子は
大喜びだろな」

「何故?」

私は気になりました。

「それこそ、生徒しか
知らない事だけど
龍也には教えてやるよ。
此処じゃ話せないから、
屋上に行こう」

階段を上り
二人で屋上へ。

カチャ。キィ。

錆び付いた
音を立ててる
屋上の扉が
開きました。

「何時も所に座ろ」

透に促されて
いつの間にか
二人の特等席と
なっていた、
場所へ座りました。

「それで透、
先程の”アレ”は
どぉ言う意味ですか?」

「龍也みたいに
物的証拠は
無いんだけどさ」
あいつ、毎時間
女子達の
着替え覗いたり
してるんだょ」

は?

「それは酷いですね(怒)」

私だけではなく
子供たちまで……

「だろ?」

「お年頃な
俺達だって
覗いたりしねのに
あいつは変態だ」