そして、彼が
口を開きました。

「悪い……」

何に対して謝っているのか
分かりませんでした。

「何故、謝るんですか?」

「こんな辛い事
顔を真っ青にさせながら
話させて悪い」

そういうことですか。

「でも本気で
校長に言った方が良い
一人が嫌なら
俺も一緒に行くからさ」

「貴方はどぉして
そこまで、私に……」

「嘘に聞こえる
かもしんないけど
あんたに
一目惚れしたんだ//////
泣きそうな顔した
あんたを見て
不謹慎かもしんないけど
好きになってた//////」

彼の言葉に驚愕しました。

私に話させて
しまった事に対して
謝ってるようでした。

「大丈夫ですよ
誰にも言えず、
ずっと、
悩んでいたんです。
ですから、貴方が
顔色変えずこんな
話を聴いて
くださった事が
私は嬉です」

「悲しそうな顔した
あんたの事が
知りたいと思ったんだ」

口は悪いですが
優しさ方なんでしょうね。

「有難うございます」

「また何か
あったら話せよ?
ちゃんと聞くから」

優しい子ですね。

「良いんですか?」

「勿論だ
そぉ言えば、
名前聞いて無かったな
俺は
一年三組の新庄透
あんたは?」

「私は、一昨年
赴任して来た
九重龍也と言います」

「よろしく♪」

「はい」

「さっきの件は
また今度二人で
考えような」

「そぉですね」

そして、この日から
透と仲良くなりました。