「あの、消しゴム2個持ってますか?」


筆箱を見る‥‥あった。

「あ、りますけ‥ど?」

「すみません。貸して貰えませんか?忘れちゃったみたいで‥」

「い、いですよ」

「本当にありがとうございます」

消しゴムを渡す時、一瞬手が当たった。


――ドキッ


え?なに?今の胸の高鳴りは‥