はぁー、とめちゃくちゃ深いため息を吐くジン。 「しょうがないな。 レイン、お前の剣貸してやれ」 「はい」 レインはすかさず腰の西洋剣を帝に手渡した。 重さが意外だったのか、彼女が手を離した瞬間に帝はふらつく。 「うおっ、重…あ、いや。 ちっ、サタンも面倒な呪いを残してくれたもんだぜ。」 つまりはジンのように片手で持てないだけ。 それもそのはず、ただの14歳に鉄の塊を軽々振り回す力があったら兵士はそんなに苦労しない。