あの日から二年が過ぎわたしは高校三年生になった。


『お父さん、朝ごはんできたよ!!』


眠そうにお父さんが


『わかった。いま行くよ。』


お父さんが階段から降りてくるとミーちゃんも、はしゃいで降りてきた。


『ミーちゃんの大好きな。目玉焼きだ。』


小さな口で目玉焼きを食べて口を汚していた。