親友の美亜だって結婚式場への就職が決まった。
美亜は昔から聖歌隊に入りたいと言ってきたのだ。
美亜は天職だって騒いでいたっけ。
周りはどんどん夢を叶えていく。
その中で私はただ一人置いてきぼり。
美亜にも早く決めないとダメだよと言われた。
わかってはいる。わかってはいるけれど、思うようにことが運ばない。残念ながら。
もう嫌だ。投げ出していいかな。
こういう時に支えてくれる人もいない。
彼氏というものは久しくいないものだ。
まあ、励ましてくれる友達は沢山いるけれど。
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