その後
バス停まで教科書達を持ってくれた龍司。

『はいよ。
じゃぁな!』

『うん!ほんとありがとね...助かったよ!』

『ん…。
気ぃつけて帰れよ…ってバスだけど。』

そういってあたしの髪をくしゃっとなでて
学校の方向に戻っていった。

方向全然反対じゃん。

それなのにわざわざ…