「席窓側なんだ。いいな~」

「うん、いっつも寝てる(笑)」

確かに心地よさそうだ。


「でも隣の男子がうっるさくてね~。中々寝れないんだよ」

と、不満を漏らす。


「へえ、隣誰なの?」

軽く聞いてみる。




「ん?相馬 彰吾だよ」


どき、、、


久しぶりに聞いたその名前に胸が揺れる。

「へ、、え。そうなんだ」