中学校に入学して早半年。


教室や勉強にも慣れ始め、新しい友達もできた。


「夢ちゃん!」

「おー透ちゃん」


中学に入って一番の親友になった大方 夢ちゃん。
違うクラスだが、学校で一番の親友だ。


「透ちゃん相変わらず朝早いね~」

「うん、まあね」


近所に同級生がいない事もあり、朝はすごく早く来ている。

夢ちゃんも朝が早く、それで知り合ったのだ^^



「夢ちゃんは3組だから遠いよね!」

「そうそう」


私は1組で、場所がとても遠い。

なのでいつも朝か休み時間しか話せないのだ。