会長室について ドアを開くと親父が にかっと笑った 「来週、夏帆さんのお祝いのためにパーティーを開くから、お前も彼女同伴でこい」 「は…?」 彼女同伴…? 「お前の彼女なら、親父の俺が見る権利はあるだろう?」 いや、確かに親父には 彼女はいると話したけど…まずい…。 「それって絶対?」 「ああ。何かあるのか?」 「いや…何もないです」 「それじゃあ、よろしく頼む」 「…はい」 まじですか…。