私の足音に気づいたのか、西野陸もこちらを向く。 かと思えば、興味ないのかすぐに私から、顔をそらした。 「なっなんで、いるんでしょうか?」 近寄りがたい雰囲気を出してるから、思わず敬語で聞いてしまった。 「は?」 わたしの問いかけに、不思議に思ったのか、西野陸は眉間にしわを寄せた。 そして、私に近づいてくる。 うひゃー、顔イケメンッ。 「だからなん「そっちこそ何?」 えぇっ 「ここ、今日から俺んちになんだけど。」