何が、なんて聞かなくてもわかった。 鍵ならイクトがさっきかけてたし別に大丈夫だろう。 少しだけ、頬を赤くして頷いた。 見るとそこには薄く微笑んだイクトの顔があって。 その後直ぐに、 甘くて痺れるような感覚が 全身を駆け巡った。