・・・・・・・・・。 ――――― ――――――― じゅっ ごくり。 甘い薫りが口の中に広がり 感覚を鈍らせる。 頭の中が甘い毒に侵されていくようだ。 シャワーから上がったばかりの華奢な体は火照っていて。 啜り終わった後に見た顔は、蕩けるような、そんな顔をしていた。 そしてその後合った目は 俺を、 欲しそうに見つめていた。