満足して口を首筋から離し
痕が残った部分を舐める。


イクトも私も痕の部分を舐めるのは傷穴が塞がるから。
こうすれば人に怪しまれない。


「ごちそうさま。」

とお礼を言ってイクトから離れた。


そしてお休み、と言ってバイバイした。


ここまでくればもう私達の正体が
わかってしまっただろう。


私達には人には隠していなきゃならない秘密がある。


それは私達がヴァンパイア、吸血鬼であるとゆう事。


私達は異世界からやってきた
吸血鬼なのだ。