何も考えられなくなる手前で ようやく唇が話される。 ...銀の糸が 艶かしく伝う。 「まだ言わない気?」 「言わない。」 別に言ってもよくなってきちゃったけど 一回決めたことだし 何となく言いたくない。 「なあ、 ....俺のこと考えてただろ?」 余裕そうな表情。 わかってるなら聞かないでよー...