「ただ屋上にいただけだよ。」 正直に話す。 「それで? なにがあったのぉ~?」 瞳を輝かせて 聞きたそうにするハルちゃん。 あの時のことがフラッシュバックする。 “俺、サラが好きだ。” 真剣な瞳。 “お前も同じだろ?” 余裕そうに告げる微笑み。