「「今年度の売り上げNo.1クラスはー...」」



「「1ーA!!」」


校庭に設置されたスピーカーから

発表された結果に

校庭中の1ーAが沸いた。


この場合、上級生を下級生が上回ってもいいのだろうか。


「おー!!

お前らのおかげだ、ありがとな!」


クラスで結構話すようになった

倉野孝輝こと、コウキが

肩を組んできた。