「ったく、うるさいんだけど…」 初めて美乃里が私と目を合わせた。 美乃里の目は変わっていた。 前みたいな目じゃない。 「なんで…?私達、親友だったじゃん」 私は美乃里から目を逸らした。 「親友なんて思ったこと1度もない!!」 それは美乃里が初めて、本音をぶつけた瞬間だったかもしれない。