「とりあえず、教室戻るか」 秀一が私を見つめながら言った。 「…うん」 教室に戻りたくないな… 「いッ…」 私が暗い顔をしていると、秀一がデコピンをした。 「言ったろ…?俺がオマエを守るって」 ニカッと笑い私の頭を撫でた。 「…うん!」