「僕は、どんなに望んでも、亜希さんを幸せにする事ができません…でも…僕は亜希と出会って幸せでした。人生最大の幸福でした。亜希に出逢えて、本当に幸せです…ッ」 秀一は涙を流しながら 言った。 「お父さん…ッ お母さん…ッ 亜希に出会わせて くれて… 亜希を生んで 下さって… 本当に…ッ ありがとう ございましたッ!」 「…ッ」 秀一… 秀一…