「亜希の家どっち?」 「何で…?」 「いいから」 私はワケが分からなかったけど、案内した。 「おー。ここか」 「うん。久しぶりかも」 私はインターホンを 押した。 ガチャ 「亜希…!」 「お母さん…」 久しぶりに見た、 お母さんは元気そうで 安心した。 「初めまして。桜野秀一です」 「…秀一くん?亜希から良く聞いてるわ!あがりなさい」 秀一が来た事を、 快く許してくれた。 リビングには、 お父さん、お母さんがいた。 「さぁ座って?」 秀一と私はソファに 座った。