晩御飯を食べ終えて、 私は秀一の部屋に 来ていた。 「亜希…」 そっとキスをした。 秀一が私の上に、 覆い被さる。 「待って。治ったら…ね?」 私は秀一にキスをした。 「じゃあ、絶対治さなくちゃダメだなぁ…」 「そうだよ!絶対治してね?」 私達はそんな会話を しながら、 一緒に寝た。 明日のデートが、 最後のデートに なるなんて、この時は 知るよしもなかった。