秀一は何か 思いついたようだった。 「亜希が欲しい★」 「…はい?」 私? ってか語尾の★は何だ! 「亜希からキスしてよ」 秀一は私の方に向き直った。 「…いいよ」 私はゆっくりと秀一に 近づいてキスをした。 管が邪魔でそっと 触れることしか 出来なかった。 「治ったら、いっぱいしような」 「うん…!」 いっぱいしたいのも あったけど、何より 秀一が治ったらって 言っている事が 嬉しかった。