その晩も秀一の家に泊まった。 お母さんに、しばらく泊まると 電話で言い、お母さんも 快く許可してくれた。 冬の寒い道を歩き、 秀一のいる病院へと向かった。 207号室を軽くノックして中に入った。 「秀一~…」