「じゃあ!なんで、私の前から急にいなくなったの…?」 私が一番聞きたかった事を言った。 なんで…? 連絡もくれずに… どうして…? 「ごめん…引っ越したんだ。急に決まったから学校に電話だけして、引っ越した。」 秀一はどこか遠くを 見つめながら言った。 「私…嫌われたかと思って…」 秀一は私に嫌気がさしていなくなったかと思って… 「ごめん…」 秀一は私をそっと抱きしめた。