そっと扉を閉めて、 秀一に近づいた。 「やっぱ寝てる…」 秀一の隣に腰をかけて 空を見上げる。 秀一がいなかったら、 私は暗闇から 抜け出せなかったのかな…? 秀一に視線を落とした。 秀一は、恋人が死んで苦しかったのかな?