胸に込み上げる何かを振り切る様に彼から視線を逸らすと、持ってきたコーヒーをテーブルに置いた。 「どうぞ」 声をかけながら彼女をチラリと見上げた。 「……!!!」 彼女の首元を見て息が止まりそうになる。 現物を見た事は無いけれど、…間違いない。 ……マリアクリスタル…。 雫型のキラキラ輝く瑠璃色の石が彼女の胸元で揺れていた。