だから、今日は悠斗の好きなものをたくさん作って、彼を迎える。そして、きちんと気持ちを伝えるの。 ちょっと、キャラじゃないけど、彼の胸に飛び込んで抱き締めてもらいたい。 ケンカしたままなんて、嫌だもの。 …きっと悠斗は、私の大好きな、あの王子様みたいな笑顔で応えてくれるわ。 ……にやけずにはいられないわよ。