続・俺様婚約者~甘い甘い新婚生活!?~


百合子を抱きながら、俺は心に強く思っていた。

…もう、我慢しない。

彼女に触れて、感じていないと、俺は俺ではなくなってしまう…。

百合子への愛だけが本当の俺になれる部分なのだから。


「…百合子…、好きだ…。
……本当に……。

お前は……本当に、俺をおかしくする………」


彼女はトロリと俺を見上げて何かを言おうとしているけど、微かに開いた口からは甘い吐息だけが零れていく。


言葉にはなってはいないが、その視線に俺の身体の奥がゾクゾクと痺れてくる。

何で…、何で、こんなに歳の離れた幼な妻に俺はこんなに翻弄されるのだろう。