彼の頬に指を伸ばしてその綺麗な肌にそっと触れる。 「……悠斗…、好きよ…。 あなたを……本当に、愛してる……」 …こんな事、言うつもりじゃなかったのに…。 早く先ほどの場所に戻ってやり残した事をしてほしいのに…。 だけど、……戻ってほしくない。 一緒にいたい。 その腕に、また今すぐに包まれたい。 悠斗に見詰められただけで私の欲望が沸き起こってくる。 ジョセフさんと踊った事をあなたは怒っていたけれど…、私を狂わせるのは、……悠斗だけよ。 悠斗以外の男性なんて、私の目には入らないの。