ど…どうなっているんだ。 百合子にしがみつかれたまま俺は身動きすら出来なくなっていた。 白尾が見せたかったのは…これか? 女からの刺激でしか反応しない、百合子の女性の部分。 俺の前では包まれる事しかなかった彼女の激しい気持ち。 ……由起姉、これが百合子という「女」か。 俺は心の中でクスッと笑って由起子のイタズラっぽく笑う顔を思い浮かべた。 由起子は執事の宮間の娘だ。 昔から何かとお節介な姉御だった。