そっと身体を起こして白尾が立ち上がる。 百合子を正面から睨む様に白尾は彼女の前に立った。 ……ヤバい…か……? 俺が二人の間に割って入ろうとした瞬間、白尾は膝を折って百合子の前でひざまづいた。 「…奥様、申し訳ございません。 二度と勝手は致しません。 お許し下さい」 ………!由起子? 驚く俺を差し置いて百合子が言う。 「もう、いいわ。 ……下がって。 それから今日はこの部屋への出入りを禁止するわ」 「…かしこまりました」