だけど…、ジーンズなんて… 持っていたのねぇ。 初めて見た。 これじゃ学生に間違われても仕方ないわね。 だけど、またそれもヴィンテージで何百万円、とか言わないでよ? ……あり得る。 「乗って」 車まで来ると彼は私の方を初めて振り返り言った。 言われるままに、ドアを開けられ乗り込む。 「今からハネムーンに行くぞ」 自分も車に乗ってから、涼しい顔で悠斗はサラリと言ってのける。 …は? 「一週間、休みにした。 百合子も休学しろ」 …な、何で…すって…? 「あ、あの…そんな」