「……俺を。 百合子を呆れるほどに愛して止まない、 こんなに完璧でバカな夫を。 まだ他に何を望む…?」 え……。 「何もいらない。 俺の望みはもう…叶った。 百合子を…、お前の身体と心を… ……手に入れた」 「悠斗……。 ……本当に……バカだわ。 私なんかに……」 「お前の価値は俺が決める。 自分を二度と、悪く言うな。 俺様の嫁を侮辱するな」 ……? 私が、私を…侮辱……。 ん? 「何それ。変なの」 思わずクスリと笑ってしまう。 そんな私を見て彼は目を細める。