――――「…悪いが飲み会はまたにしてくれないか?」 ………え…。 背後から聞こえた低い声に私と金子先輩は振り返った。 …悠斗…! 背後には髪を軽く乱して悠斗が私を見下ろしていた。 あ…あれ?何でいるの…? 「副社長ー!」 「悠斗様!!」 向こうから沢山の人が彼を追う様にこちらに向かってバタバタと走って来る。 …ん…?もしかして…、逃げて来たとか…? …私に会うために? …イヤイヤ、あり得ない。 悠斗は平気だもの。 私が側にいなくても全然、変わりなくいられるんだもの。