目を袖口で覆い、視界のない私の身体を、突然ふわりと包む温かい感覚に身体がビクリと揺れた。 …え…。 「……やっと言った」 耳元で響く甘い声。 ……な…何。…悠斗? 彼が私を胸に包んで抱き締めている。 その腕は、優しくて、温かくて…。私がずっと求めていたもの。 「俺は、いつだって…百合子しか見ていない。 すでに…俺の全ては…お前のものだ。 何度言わせたら分かってもらえる? 百合子を……愛していると」