何とか堪えていた涙がまたしても溢れ出す。 「悠斗が、誰を好きでもいい。 私も見て。 私を愛して。 離れたりしないで。 あなたが…、好きで……、 好きで、好きで、好きで……!! 堪らないの…! 悠斗が欲しい。あなたの、何もかも全てが」 一気に話して涙を袖口で拭う。 ネックレスとか、バイオリンとか、……どうでもいいの。 ただ、悠斗の心が欲しいだけ。 他に誰がいても、あなたの周りにどんな美女が寄って来ても、……私が…、私が、あなたの側にいたいだけ。 そうしたいのは、私なの。