「さて…何から話そうか。 香織…の事からか」 私の身体がビクリと揺れる。 認めたくなくて、俯いて彼の言葉を待つ…。 彼女を愛している、と告げられたら…私はどうしたらいいのだろう。 悠斗を…彼女に譲れるのかな…? 嫌。駄目よ。 離したくなんかない。 私は顔を上げて彼の言葉を遮ろうとした。 「…待って!私…」 「従姉妹だよ」 ほぼ同時に言葉になる。 …え?……いとこ…?