走り出した車の中…。 悠斗は窓の外を見たまま黙っている。 冷たい沈黙が痛くて切なさが込み上げてくる。 悠斗は、私といて、 楽しい? 嬉しい? 幸せ? 香織さんとだったら、そんなに難しい顔をして黙ったり、しないよね、きっと。 私、あなたをそんなに困らせてるの? 疲れて帰る悠斗の癒しになりたかった。 ホッとできて、羽を伸ばせる、そんな存在になりたかった。 私には……無理だよ。