その時、黒いスーツの男性が五人ほど、私達のいる居酒屋に突然入ってきた。 「……?!」 そのうちの一人が私を見てこちらに近付いてくる。 な…何……? 「奥様、こちらでしたか。参りましょう」 は? するとその人はスッと私を抱え上げる。 「やっ…、何よ!?」 見ると別の一人が金子先輩に何やら話して、先輩は私を見て、またもやクスクス笑って、あの日と同じように小さく手を振る。 え?え? そのまま抱えられて店を出る。 せっ、せんぱ~い! 助けてよ!!